摩周ならではの味。当館自慢の『摩周鯛』

2021.11.29

当館の裏手には、豊富な源泉を利用した「摩周鯛(ティラピア)」の養殖場があり、常時3万匹前後の「摩周鯛」を育てています。味や姿が鯛に似ていることから「摩周鯛」と呼ばれており、新鮮で臭みがなく、プリプリ触感、淡白で美味しいと人気です。

養殖を始めたのは今から28年前、「摩周鯛」を弟子屈町の名物として観光客に出すことができないか、というのがきっかけでした。

養殖と言ってもそんな簡単なものではなく、当初は失敗の連続。
長年、試行錯誤を重ねた結果、たどり着いたのは『天然温泉100%』で「摩周鯛」を育てるということ、薬品などは一切使用しないというシンプルなものでした。

それから現在に至るまで、溢れんばかりに湧き出る源泉を最大限に活用し、水温が15℃以下にならないように管理しながら、毎日丁寧に「摩周鯛」を育てています。

源泉かけ流し100%の豊富な湯量があってこそ実現した「摩周鯛」の養殖。
コラーゲンを多く含んでいることから美容に良いと言われ、特に女性のお客様に喜んでいただいております。
淡水魚特有の臭みがなく、淡白でとても食べやすい「摩周鯛」をもっとたくさんの方に美味しく味わっていただけるよう、これからも良質の「摩周鯛」を育てるべく、日々頑張っていきたいと思います。